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相談員から一言 バックナンバー

『睡眠障害への対策』

 心身の健康や疲労回復のためには、質のよい睡眠が必要です。メンタルヘルスを保つために最も大事なことは睡眠である、といっても過言ではありません。以下に「上手に眠るコツ」をあげてみます。
 
1)眠る前の刺激を避ける
 
 就寝前4時間はカフェイン摂取を避けましょう。カフェインはコーヒーだけでなく、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココ ア、チョコレートにも含まれています。タバコも刺激物なので就寝前1時間は喫煙しないほうが無難です。実は光を発する物も刺激物なので、就寝前はパソコンやTVの強い光を避けましょう。
 
2)起床時に日光を浴びる
 
 早朝の自然光には、ヒトの体内時計をリセットして睡眠覚醒リズムを作る作用があります。起床時に日光を浴び、毎朝リズムを調節しましょう。
 
3)休みの日にも「寝だめ」しない
 
 起床を朝の一定の時刻に習慣づけることが大切です。休みの日の午前中長く寝ることは良くありません。
 
4)寝ることにこだわらない
 
 「眠ろう、眠ろう」と意気込むと、かえって頭が冴えてしまいます。必要な睡眠時間は人それぞれで、「8時間眠ると身体に良い」というような決まりはありません。
 
5)睡眠薬代わりの寝酒は禁物
 
 寝酒は深い睡眠の時間を減らし、夜中に目覚めたり、長時間寝ても疲れがとれなかったりします。
 
6)快適睡眠のための生活習慣
 
 朝食は脳と身体の目覚めに重要なものです。また、運動習慣は熟眠を促進します。
 
(文責)相談員 江花 昭一
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